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Ableton Liveのオーディオクリップに乗るグリッチとその解消方法

バグ

問題

Ableton Liveでオーディオトラックを再生すると,まれに音飛び/グリッチのようなノイズが乗ることがある. いわゆるDAWが重すぎて乗るノイズではなく,リアルタイムレンダリング(DAW上での再生)でも,書き出しても同じノイズが乗る. すべてのエフェクトをバイパスしても乗る. 再生開始位置によってこのノイズが乗るときと乗らないときがあり,再生開始位置を固定すれば再現性がある.

これだけではどういうことかわからないと思うので,ノイズがないときとあるときの波形を載せます. 同じオーディオトラックの再生開始位置を変えた状態で書き出した同じ部分の波形です. ノイズのない場合 ノイズのある場合(ノイズ部分をハイライトしている)

環境

  • Windows 10
  • Ableton Live 10 Suite 10.1.30

解決方法

オーディオクリップのWarpを切ったらなくなりました. Abletonのフォーラム(下の方)に書いてありました.

謎ノイズに悩まされて小一時間使ったので,この記事が誰かの役に立ってくれたらうれしいです.

教訓

最終の書き出し前にWarpは極力切る(特にボーカル). とはいえWarpを使いたいトラックもあるわけなので,こういうトラックはクリップをクロップするか書き出すかするしかない? もしかしたらAbleton Live 11では解消されているかもしれない.

Last updated on Mar 25, 2022 01:51 +0900

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